2006年09月10日

≪税理士の平均年収概算≫

 独立開業した税理士の平均年収は900万円前後だと言われています。しかし、これは様々な税理士の平均年収であり、一口に税理士といっても、日本には大きく分けて2種類の税理士への道が存在します。
そのうちの一つは皆さんが一番に思い浮かぶ、税理士の国家試験を受けて合格し税理士となるスタンダードな道、もう一つが、国税局に23年努めれば自動的に税理士資格を取れるという道です。

 そして、一般的にいって高額の平均年収を誇る税理士は後者の国税局から天下りした税理士だと言われています。国税局としても顔見知りのOBが税理士として顧問をしている企業へは税務調査に行き難いですから、たくさんの顧問料を払える余裕のある企業は、税務調査が入りにくい国税局OB税理士を雇うほうが得策だと考えるわけです。
 逆に試験合格組の税理士の平均年収はそこまでいっていないというのが実情です。合格率10数パーセントの壁を突破して税理士になっても、普通のサラリーマン程度の平均年収しか稼げないという税理士も中には存在します。



※ ここで表記されている平均年収や給料額は、インターネット上の求人情報サービスや平均年収や給料額に言及している職業情報サイトなどの情報をまとめて、おおよその平均年収額や給料額を概算した数値です。また、平均値ですので就職してすぐにこの平均年収や給料額になるわけではない事をご承知ください。



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