2006年09月30日

≪銀行業務検定試験の将来性≫

 銀行業務検定試験は各種系統ごとに試験がありますので、種類ごとに役立つ対象は異なります。いくつかを対象にご説明します。

 金融経済は金融の一般教養とも呼べる検定です。時事問題が多く、検定合格を目指す為には、普段から経済情報に触れている必要性があるでしょう。
 法務は銀行員として自分の身を守る為の最低限の法律知識です。窓口業務や融資等の業務知識としても必要になります。
 財務は特に融資関連の業務をする人にとっては必須の検定となっています。簿記の知識とも相互性があり、銀行業務において実践でも役に立つため、やりがいのある検定といえます。
 税務は、銀行のみならず、税金に携わる全ての人にとっての役立つ知識です。税金についての知識は知っておけば自分自身にも役立ちますし、顧客に損をさせることを回避できることもあるため、業務上でも役立ちます。
 融資管理は財務や法務をより実践的にした形の資格です。融資は非常に大きな危険を伴う業務です。融資を扱う業務の人はとっておくに越したことはありません。
 ファイナンシャルアドバイザ-は税務などの資格をより実践的にしたものといえます。別の資格であるファイナンシャルプランナーより手軽に取れ、かつ学ぶべき内容は遜色劣らないものですので、有意義な資格となっています。特に証券会社などへの転職には有利な資格です。


※ ここで表記されている平均年収や給料額は、インターネット上の求人情報サービスや平均年収や給料額に言及している職業情報サイトなどの情報をまとめて、おおよその平均年収額や給料額を概算した数値です。また、平均値ですので就職してすぐにこの平均年収や給料額になるわけではない事をご承知ください。



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